純愛の業火
――きみが悪魔なら、ぼくはさらに悪い悪魔だ。
罪のない者が毎日のように処刑され、見世物にされる狂った国で、生きづらさを感じていた第七王女アリーセ。
彼女の心の支えは、拾った子犬のバーデと前王の息子ルトヘルだけ。
女性の扱いに慣れている様子の彼は、初対面の時から押しが強いけれど、’地味でみすぼらしい’アリーセにも優しくしてくれる。
そんなルトヘルに恋心を抱くようになるが、ある時、彼から国を出ることを提案される。
さらには互いを信じあうために身体を繋げようと寝台に誘われて……?妖しい美貌を持つ貴公子×虐げられた王女、地獄のような世界で貫く純愛の結末は?【目次】序章一章二章三章四章五章六章七章八章九章十章十一章終章あとがき【関連ワード】ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
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