この結婚は間違いでした
――金もドレスも家も与えた。
あなたが泣くのはなぜなんだ。
父の借金のカタに、実業家ルーシャスに’妻’として買われた侯爵令嬢のオクタヴィア。
『金の亡者』と貴族たちに嫌悪されているルーシャスだが、過去、彼に助けられて密かに恋をしていたオクタヴィアは、この結婚を喜んでいた。
彼が自分と結婚したのは社交界で人脈を得るため。
そう思いつつも、オクタヴィアはこの結婚をより良いものにしようと決意する。
しかし彼は、贅沢品を大量に与えた後、初夜の翌日からまったく屋敷に帰って来なくなって……?言葉の足りない大富豪×箱入り令嬢、両片思いのすれ違い結婚生活の行方は……?【目次】序章 初恋第一章 買われた花嫁第二章 守銭奴の住処第三章 夫の愛人第四章 薔薇を育てる男第五章 切望の種第六章 この結婚は間違いでした第七章 花終章 薔薇の花束をあなたにあとがき【関連ワード】ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
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