されど、騎士は愛にふれたい。
貴女のすべてが、あまりにも尊すぎる。
王妃の治療係として離宮に幽閉されている王女エレナは、近衛騎士のリュシアンに恋心を抱いていた。
けれど聖女の務めがある限り、それは叶わぬ願い。
せめて、幼い頃のトラウマで女性にふれられないという彼の役に立ちたいと、エレナは自らの身体に毛布をまとい、ふれてもらうことによる克服を提案するが……。
布越しのふれあいにより二人の距離が縮まっていた矢先、エレナが国王から実兄と番えと命じられてしまい――?潔癖症の不能(?)騎士×鳥籠聖女、布の下で育まれる穢れなき初恋。
【目次】プロローグ シーツは少し早かった第一章 鳥籠聖女と不能騎士第二章 まずは毛布から第三章 最後の治療第四章 交配の夜第五章 二度目の恋第六章 対峙の夜第七章 遮るものなくエピローグ ずっと、ふれていてあとがき【関連ワード】ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
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