一人暮らしをする大学3年生の沙耶のところに、実家の母親からかかってきた1本の電話。<br />それは「受験する大学を見学に行く従弟の梓君を、しばらく泊めてやって」というものだった。<br />従弟とはいえ、沙耶には梓に会いづらい理由があった。<br />それは3年前の夏のたった一度だけの過ち、そして別れ…。<br />再会した二人を襲う新たな障壁、それは…。<br />心が壊れそうなほどの切なさと狂おしいほどの恋心を描いた、感動のラブストーリー。<br />