白き仮面の悪魔
19世紀初頭のイギリス。
ロンドンでは‘白き仮面の悪魔’と呼ばれる一団による襲撃事件が発生。
年頃の貴族の令嬢ばかりが次々に襲われ、凌辱された後に殺害されていた。
捜査は難航し、市内自警団の顧問クインシーは学生時代の親友で貴族の息子ジョエルに協力を依頼。
兄の死によって家督を継いだものの、ロンドン郊外の屋敷に引きこもっていたジョエルは渋々調査に乗り出す。
6番目の犠牲者が出た2月の晩、単独で市内を巡回していたジョエルは、川の畔で額を刃物で切られたずぶぬれの美しい娘を救出。
翌朝、意識を取り戻した娘は記憶を失っていた。
彼女は何者なのか。
そして、襲撃犯の正体は? 謎が絡み合う濃密なラブミステリー。
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