妻に捨てられ、定年後の日々を一人淋しく過ごしていた松原は、心機一転をはかるため、自分の‘生前葬’を計画。<br />葬儀屋を開業したばかりの元部下と一緒にプランを練っていると、ひとり娘の理紗がとんでもないことを言い出した。<br />「ママに来てもらうために、ほんとの葬式と言うことにすれば?」。<br />元妻に未練たっぷりの松原はこの提案に乗るが――。<br />笑えてドキドキして、ちょっぴりホロリとするコメディ。<br />