馥郁たる芳香を漂わせ勝気な瞳で男に対峙する渚、齢十六。<br />貞淑な尼僧の身ながら脂ののった熟肉を隠す千代、齢三十一。<br />剣一筋に生きてきたがゆえ純潔な身体を持つ桜、齢二十四。<br />剣に翻弄された運命を辿る女たちは、装束をはだけられ、垂涎の柔肌を、美肉を奪われ’おんな’に目覚めゆく…。<br />恥辱と魔性の狭間で白い獲物が朱に染まる美肌めぐりの暦。<br />