新撰組と尊皇攘夷浪士が斬り結ぶ、幕末動乱の京。<br /> 貧しいながらも公家としての誇りを失わぬ姫がいた。<br /> 錦小路清香──花も恥じらう美しい姫に、運命の 歯車が牙を剥く! 攘夷派の兄が失脚したがため、 清香は、商人に買われ、蔵に囚われる身の上に…… 男を知らない公家の娘にとって、あまりに過酷な折 檻の日々。<br />果たして清香に救いの手は現れるのか?