「…あの頃はガキだったよ、ほんと。<br />今はもう俺たち、大人だろ?」久しぶりの帰省で地元の商店街を歩いていると、向こうから歩いてきたのは、初めてのキスの相手で、中途半端な関係のまま逃げてきた、元同級生の一鷹だった。<br />暗がりの映画館で、今と過去がリンクして、気付けば唇を重ねて、そして体を重ね合わさずにいられなくて…。<br />切なさと背徳感に酔いしれる、ビタースイートLOVE。<br />