処刑された悪役令嬢、前世で誓い合った騎士と結婚へ――! グレイ王を断罪してからひと月と少し。<br />新たな王・リゼルによる国の統治により、少しずつ戻りつつある平穏な生活。<br />ある日、マリーはアルベルトから告げられる。<br />「私と結婚しませんか」嬉しくもなぜか踏み切れない。<br />それはマリー自身が、ある悩みを抱えており……。<br />そんな中、行方不明だったティア王妃の魔の手がマリーたちに忍び寄るのだった!