千の魔刃と神鏡の聖騎士
アリンネヴィアの血族。
それは高名な刀鍛冶であるとともに、人間を魔剣へ変える禁呪を扱う特別な血統。
血族の生き残りであるリットはある夜、潜入しようとした聖騎士学院で美しい黄金の髪の少女と出会う。
少女の名前はエルファ。
聖騎士を目指すエルファに見つかったリットはその華麗な剣捌きに翻弄され、やむなく魔剣変化の禁呪を使うのだが、エルファにはなぜか通用せず逆にとらえられてしまう。
「あなた、普通の人間ではないのね。
私のペットになりなさい!」「え、お前何言ってんの?!」幻獣をペットにするのが趣味なエルファにとって、アリンネヴィアの血族は珍獣扱い。
こうして、エルファから愛玩動物扱いされることになったリットの運命はいかに。
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