バーで出会った兼業小説家・高崎に惹かれ恋に落ちた藍。<br />酒に酔った高崎の言葉を「これは運命の恋」と信じ、彼と同居をはじめる藍だが、高崎という男は多くの女に言い寄られそれを優しく受け入れても、決して女を幸せにすることができない――そういう男だった。<br />しかしそんな高崎も戸惑わせる藍の無垢な愛情は、いつからか止まっていた高崎の筆を進める格好の題材となっていき……。<br />櫻いいよが‘恋’を知らない男と女の‘愛’を描く、年の差恋愛ストーリー。<br />