この世界のどこかにいる運命の君へ【イラスト入り】
「また振られたのか」「または余計だ」大学三年の透はモテる。
友人曰く、天然ヒトタラシの透だが、つねに本気の恋をしているつもりだ。
でも必ず振られる。
「あんたの愛は偽物なんだ」そう言われて、また別れを告げられた。
じゃあ、どうやったら本物の愛が手に入るんだ? そして振られたあと、透は必ず親友の家へ行く。
武骨で無愛想な高校からの親友、吾郎が蒲団を半分空けて待ってるから。
――失恋ばかりの好青年。
本物の恋は見つかるのか…?
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