大学生の御厨智史は、いとこで保護者の同居人・聖也への恋心を自覚して以来、淫夢にうなされて苦しんでいる。<br />這うような音が頭に響き、蛇のような触手の化け物に身体を弄ばれるのだ――。<br />智史は欲求不満が夢になったのかと不安を覚える。<br />しかし毎夜毎夜おぞましい悦楽に翻弄され続ける智史。<br />ある日、聖也に淫猥な夢に高ぶり乱れた体躯を見られてしまう。<br />その冷淡な瞳で見下されるかと思えば、普段とは違う熱っぽい表情で智史を抱いてくれたのだが……?