「存分に種を注ぎ込んでやるから――孕め」 小さなバーに勤める和彦には秘密があった。<br />それは人狼であること。<br />そして、両性具有であること。<br />それゆえ誰とも交わらず生きてきた。<br />だが、雌を失い絶滅の危機に瀕する一族に秘密を知られ、囚われてしまう。<br />純血種である真神家の兄弟――冷徹な敬二郎と気さくな紀三郎に無垢な体を拓かれ…。<br />彼らは後孔までも犯し、雄の精を胎内に注がれる屈辱と過ぎた快楽は、和彦から理性と矜恃(プライド)を奪い…!?