派遣社員の弓川はどこにでもいる平凡な青年。<br />ある日、会社の帰りに首輪をしていない狼犬を保護する。<br />その後飼い主だと名乗る高嶺という男から「お礼に」と食事に誘われたのだが、なんと高嶺は会員制高級クラブの経営者だった。<br />野性的な魅力溢れる大人の男――そんな高嶺から「君を気に入った。<br />俺の恋人になれ」と迫られる。<br />会う度に「お前が欲しい」と熱く口説かれ弓川はとまどいながらも惹かれていくが、高嶺は何かを隠しているようで―!?