破壊や殺戮を請け負う外法使いが集う村で、巫として暮らす時雨。<br />お方様の命で高名な咒禁師・楸に近づくが、記憶喪失を装った時雨を自宅に住まわせてくれた剛胆な楸のそばは温かく、しだいに惹かれていった。<br />しかしそんな矢先、村に連れ戻された時雨は、眷属に力を与えるためと雄に隷属する淫紋をつけられ、男どもに蹂躙されてしまう。<br />楸を想い心は抗えど、快楽に呑まれ男の性を貪欲に享受する躰──。<br />そして淫らな業を身に宿したまま、楸のもとに戻され…!?