「寵妃として、おまえを後宮に囲う」―――王の愛妾でありながら、政敵のレオンハルトをひそかに想っていたカレル。<br />レオンハルトの戦死を聞き、悲しみを抱え戦場に赴くが、戦のさなか薬で意識を奪われてしまう。<br />敵国の皇子に成り代わっていたレオンハルトに攫われたのだ。<br />囚われたカレルはドレスで着飾られ、憎しみと哀しみを瞳に宿すレオンハルトに、夜ごと抱かれるようになり…!? 男を駆りたてるのは愛か憎しみか―――魅惑のラブロマンス!