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恋愛の系譜

「組を継いで下さるなら、相手をしても構いません」初めて見た彼の笑顔は、冷たく美しく作り物めいていた。
――IT企業の社長・穂高はヤクザの組長の私生児。
縁を切った父親は忘れて、友人と起業し名のある会社に育て上げた。
ところが、父親の使いと称する秘書の白河が訪れる。
今更ながら父親の組を継いで欲しいというのだ。
穂高がすげなく断っても、白河は食い下がる。
「俺に抱かれるなら考えてやる」極道らしくない美貌の白河を揶揄うつもりだった。
だが、白河は自らの身体を冷静に差し出して…!?




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