来栖薫は、憧れの大曽根麻薬取締官の元で仕事をすることになった。<br />想像通り彼は仕事のできる紳士だった。<br />そしていつしか二人は互いを意識し始める。<br />しかしある日、薫の前に元恋人が現れて大曽根に誤解されてしまう。<br />「薫を幸せにするのが私なら、もっと嬉しかったよ」 いつまでもこの人を見つめていたかった。<br />けれどもう側にはいられない。<br />ヤクに侵された元恋人が関わる事件に気がついた薫は、事件解決のためにある決意をするが…?