さなとりょう
鬼小町の異名を持つ女剣士「さな」天衣無縫のうわばみ女「りょう」二人が挑むは幕末最大の謎「坂本龍馬暗殺事件」女の一分、立たせていただく!明治6年(1873年)秋。
江戸城掘端に近い桶町の、北辰一刀流千葉道場を訪れた一人の女によって道場主の娘「さな」の災厄は始まった。
女はかつてこの道場に通った土佐藩士、坂本龍馬の妻「りょう」と名乗ったが、さなはその龍馬の許嫁だったからだ。
決して出会ってはならない二人の女が出会い、やがて、維新の闇に隠された事件の謎と巨大な陰謀が浮かび上がってくる。
反目し合いながらも共に真相を追う、二人の前に現れた意外な黒幕の正体とは!?圧倒的な迫力と疾走感で描かれるエンタテインメント時代小説、ここに誕生!!
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