監察医 朝顔
震災で行方不明となった母の’生きた証’を見つけることができるのか――。
悲しみを抱えながら、数々の事件と向き合う法医学者の娘と刑事の父の姿を描く。
優しく繊細な描写に思わず涙する法医学ドラマ。
フジテレビ系月9ドラマの完全ノベライズ!【あらすじ】法医学者の万木朝顔が、刑事である父・平の部下の桑原と結婚してから5年の年月が流れていた。
二人の間にできた娘・つぐみは4歳になり、同居している平の協力も得ながら育てつつ、それぞれの職務を全うしていた。
ある日、桑原の県警捜査一課への異動が決まるが、同じ時期に、2011年の東日本大震災で行方不明になった朝顔の母・里子の手袋が見つかったとの連絡が入る。
日々起こる事件を縦軸に、母の行方を横軸に物語は進行し、クライマックスを迎える完結編!
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