本を読んだへび
へびが本を読んだ?夏休み、東京のおばあさんのうちへ泊りにいった主人公・モユが見たものは…。
おばあさんがしてくれたのは、戦争のときの話。
モユが見つけた木の箱のなかにはへびの抜け殻がありました。
それはおじさんの宝物。
おじさんは、へびとお話しをしたことがあるのだそう…。
懐かしい気持ちがふわっとよみがえる、やさしく不思議な物語。
【著者紹介】山本ひろみ(1935 年? 2019 年)東京生まれ育ち。
慶応義塾大学経済学部で児童福祉、文学部で心理学を学ぶ。
児童文学同人誌「ひまわり」を39年間に渡り発行。
晩年は病に倒れるも、口述筆記で活動を続けていた。
共著に「さかした分校まえ」「なんの花がひらいた」「しあわせってなんだろう」(全てけやき書房)がある。
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