真夜中の花屋に通うようになった私は、店主の男の家に招かれた。<br />そこには植物園のようなガラスの温室があり、紅い薔薇で埋め尽くされた部屋があった。<br />ふいに背後から抱きしめられ、唇を吸われ……。<br />彼は何度も私を愛してくれるようになった。<br />そのうち、薔薇の部屋には秘密があることが分かり、ある夜、私は縛られて……。<br />