死にそうになるたびに、それが聞えてくるの――。<br />母をとりこにする、美しい音楽とは。<br />表題作「死者のための音楽」ほか、人との絆を描いた怪しくも切ない七篇を収録。<br />怪談作家、山白朝子が描く愛の物語。<br />