小料理屋<花うさぎ>の女将、雪乃は28歳の未亡人。<br />亡き夫の残した店を懸命に守る一方、父親ほど年の離れた常連客の鉄吉に性愛の扉を開かれ、幸せな女盛りを迎えつつあった。<br />だが、そんな雪乃に、若き板前・勇次が、欲望混じりの熱い視線を送っていて……! 双葉文庫初登場、気鋭の女流が書き下ろす長編爛熟エロス。<br />