著者を短編ミステリーの名手として知らしめた大ヒット作『傍聞き』。<br />その表題作の主人公、シングルマザー刑事と娘が再び登場! 長年、刑事の母親の元に届く差出人不明の御守りが導いた、ある真実とは?(「赤い刻印」)長岡ミステリー史上、最も巧緻な伏線と仕掛け。<br />そして、最も深い人生の哀歓――。<br />出色の完成度を誇る短編集。<br />