都心で市民を狙った爆発事件が発生。<br />爆弾が仕込まれたのは携帯電話だった。<br />犯人は通信会社に5000万円を要求するが、その後動きを止めてしまう。<br />時間ばかりが経過し、苛立つ捜査陣を嘲笑うかのように、事件は思いがけない方向へと転がっていく――。<br />『そして粛清の扉を』の著者が放つ迫真のクライム・サスペンス!