ひとりの女性のモノローグから物語は始まる。<br />登場人物が繋がっていく複雑な人間関係と、一章ごとに増えていく相関図は、一度読んだらもう一度読みたくなる。<br />みずみずしい筆致で描く、パズルのような群像劇。<br />第35回小説推理新人賞受賞。<br />選考委員をうならせたデビュー作!