裏小路でひっそり居酒屋を営む八雲兼四郎の武勇を見抜き、外道を闇に葬る浪人奉行の影役目を与えた升屋九右衛門が新たな’仕事’を頼んできた。<br />東海道の大井村近辺で殺しが頻発し、大坂へと旅立った大番頭の安否が気になって仕方ないという。<br />早速後を追った兼四郎が見たものは、無残極まりない骸だった。<br />必死で手がかりを探すなか、弾ける笑顔と瑞々しい肢体が眩しい浜の娘と出会う。<br />怒りの剣が炸裂する大反響シリーズ、堂々の第四弾!