定年前に教職を辞し、故郷に帰ってきた59歳の五十嵐陽介。<br />妻と死別するまで、五十嵐は長らく故郷の中学校で英語を教えていたが、その中学校の廃校が決まり、15年前に埋めたタイムカプセルを掘り出すことになった。<br />当日、かつての同僚の藤井慶子と再会した五十嵐は、その夜に居酒屋で、カプセルに入っていた封筒を一緒に開ける。<br />当時の恋心が甦った二人は、そのままめくるめく一夜を過ごす。<br />書き下ろし回春エロス。<br />