松前藩の抱え医師である宇津木新吾は、路上の急病人を助けたことから上屋敷への到着が遅れ、腹に傷を負った藩士が死亡した。<br />藩士の死の責を問われた新吾は、上屋敷での医療行為を禁じられる。<br />蘭方医である新吾を排斥せんとする策謀かと思われたが、その裏では巨大な陰謀が進んでいた……。<br />好評シリーズ第八弾!