僕は僕の書いた小説を知らない
ある朝目覚めた小説家の俺は、「昨日」の記憶がないことに気づく。
どうやら俺は一日ごとに記憶がリセットされ、新しいことを覚えられないという症状を抱えているらしい。
可愛い女の子と出会っても、小説を書き進めても、そのすべてを明日には忘れてしまう。
絶望的な状況のなか、「負けるものか。
諦めるものか。
絶対に書くんだ」というメッセージとともに5万字を越える書きかけの小説が、パソコンの中には残されており――。
第六回ネット小説大賞を受賞した「あきらめない」物語、待望の書籍化!
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