若い頃に御庭番を務め、その後、箱館奉行、外国奉行、神奈川奉行を歴任、さらには万延元年に幕府の「遣米使節」の一員として小栗上野介らと共にアメリカに渡るなど、幕末を代表する旗本&外交官であった村垣範正。<br />その範正の若き日の御庭番時代の活躍を描く、著者渾身の時代小説新シリーズ第一弾!