人は、生きるために働いている。<br />だから、仕事で死んではいけないんだ――。<br />労働基準監督官である三村は、〈普通に働いて、普通に暮らせる〉社会をめざして、日々奮闘している。<br />時には刑事とコンビを組み、工場内で起きた密室殺人の謎に挑むことも。<br />職務にまっすぐな情熱を捧げる姿が眩しい、エンターテインメントお仕事小説!