人生の夕凪 古民家再生ツアー
人気エッセイストの小説処女作が待望の文庫化!「僕に何かお役に立てることがあったら、いつでも言ってください。
仕事のことでも、それ以外でも」「今、ひとつあるんですけれど……十数える間、よりかからせていただきたいんです」(「分別ざかり」)。
五話の短編、すべての主人公がシングル中年女性で、変わらない現状に倦み、あるいは突然の変化に戸惑い、はたまた寄る辺ない自分を見つめ直したりする。
童心にかえったり、また恋をしたり……。
人生の風が再び吹き始める。
40代以降の女性に贈る、等身大の応援歌。
(『空き家再生ツアー』を文庫化に際して改題)
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