ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世話好き店長がいる酒場。<br />クセモノ常連客が集うこの店に「とっても不幸な幸運」という名の缶が持ち込まれた。<br />缶の中から現れたのは、不思議な幻影や昔の知り合いの姿など。<br />一体どんな意味が? じんわり温かくて切ないファンタジックミステリー。<br />カバーを一新、新装版にて登場!