新鋭作家である待居涼司の出世作『凍て鶴』の映画化が決まった。<br />監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は、かつて世間を騒がせた自殺系サイトとその主催者の’伝説の死‘に異常なこだわりを見せ、執拗に映画と絡めようとする。<br />はたしてその思惑とは――? 予測不能の恐怖が待ち受ける、雫井サスペンスの真骨頂!