毎朝出社するたびに俺に「好きです」と告白してくる女子社員がいた。<br />新卒同期の彼女の告白がはじまったのは入社二年目の夏。<br />それから五年続いた告白はある日、終わった。<br />彼女が突然亡くなったのだ。<br />その後、俺は彼女が日記を書いた日に「飛ぶ」ことができることに気づき、ある決意をする。<br />儚く切ない恋愛小説。<br />