団地に暮らす専業主婦・浩枝は、現実と見まがうような「人が死ぬ悪夢」にうなされていた。<br />ある晩、夢で見た殺害現場が現実のものと分かり、自分に不思議な力があることに気づく。<br />浩枝だけが知っている事件の真相を伝えるべく同窓生の刑事・片岡と連絡をとるが、同時に平穏な生活に影が射しはじめる。<br />ノンストップサスペンス。<br />