浅草のスーパー銭湯で、かつての三助のような仕事――背中流し、アカすりなどを客に施す『洗い師』――洗っているだけで、人妻を絶頂に導いてしまう袴田吾郎は『伝説の洗い師』と呼ばれていた。<br />亀渕洋平はそんな吾郎に憧れて、弟子入りした23歳。<br />厳しく指導され、仕事を覚えていく洋平だったが、うぶな彼は初めて洗いを担当したヤクザの組長の妻・千鶴を相手にセックスに及んでしまい、これが大問題に……。<br />師弟で逃亡しながら、全国の女体を洗ってまいります