青い棘のジレンマ
高校受験を控えた小笠原幸は、バトン部に所属している。
地元のテレビ局からバトントワリングコンクールの密着取材を依頼された途端、幸は退部を申し入れる。
なぜ突然、退部を決めたのか……。
教師にも親友にもその理由を話そうとしない幸。
それには4年前の、ある出来事が関わっていた。
そんな中、固く閉ざされた彼女の心を解きほぐしたのは、意外な人物だった。
過去の扉が開かれる青春ミステリー。
※本作品は2019年5月に小社より単行本刊行された『君の××を消してあげるよ』を文庫化に際し改題し、加筆修正をしたものです。
更新中です。しばらくお待ちください。