後宮の百花輪
貴妃の一人が落花し、後宮の覇権をかけた百花輪の儀はますます熾烈を極める。
後れをとる北狼州出身の芙蓉妃・來梨は、侍女の明羽を密かに北狼州に派遣し、州を統べる二大貴族に支援を頼もうとする。
ただしこの二家は不仲で、一つの家にしか頼めない。
どちらの家を選ぶべきか、芙蓉宮の命運は明羽に託された。
一方、後宮では陰の支配者である皇太后が国の存亡に関わる陰謀を企んでいた。
謀略を阻止するため貴妃たちは密かに立ち上がる――。
絢爛豪華な中華後宮譚、風雲急を告げる怒濤のシリーズ第三巻!
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