木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島を訪れた。<br />友人から勧められた日本人が経営するホテルは「リピーターを受け入れない」ことが特徴だという。<br />淳平が表情豊かな島を満喫しようとした矢先、同宿者がホテルのプールで溺れ死ぬ事件が起こる。<br />直後にはバイク事故でもう一人が……。<br />このホテルには「なにか」がある。<br />最後のページまで気が抜けない、不穏な空気に充ちた傑作ミステリーの新装版!