奇跡のミシン 天国の声、届けます
東京のアパレルで働く30歳の中村みどりは、両親の離婚以来、27年間離れていた父が突然死した知らせを受け取る。
母も亡き今、遺品整理をするのは一人娘の自分しかおらず、父が暮らしていた佐賀県唐津市へ向かう。
テーラーを営む父はどうやら最近、故人の愛用品を小物にリメイクする仕事をしていたようだ。
残った注文があり、仕方なく引き継いでいると――信じられないことにミシンの中から遺品の主が語りかけてきた! ある父親が結婚する娘に明かしそびれたこと、野球部の優秀キャプテンの意外な思いなどなど、亡くなった本人の口からは予想を超えてくる真実の数々が。
2021年放送のNHKの感動ラジオドラマを脚本家自らが小説に!
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