宮古島のゲストハウス「ゆいまーる」のひとり娘、小学5年生の海香は絵を描くことが大好きで、将来は東京の美術大学に入りたいと思っていた。<br />楽しく毎日を送っていたが、父親の勇吾が突如「俺はユーチューバーになる!」と宣言した――。<br />宮古島の自然とゲストハウスに集う人々を通じて描く、涙なしでは読めない家族小説。<br />