新月の夜は身体が妖しく疼く。<br />不思議な体質の亜由壬は、借金の形として伯爵家へ嫁ぐことに。<br />望まぬ結婚に反発するけれど、貴晶の強引で巧みな愛撫は辛い疼きを甘い快楽に変えてゆく。<br />熱い舌に翻弄され、淫らに濡れる身体。<br />蕩けきった奥へと潤んだ楔を埋め込まれ――。<br />なぜこんなに優しく抱くの? 戸惑う亜由壬に貴晶は本当の気持ちを打ち明けて。<br />月とエロスに導かれた運命の恋!