「触らせてやってもいい」って、兄貴が可愛すぎる。<br />生真面目すぎて冷淡な兄・雪成と、呑気で少々軽薄な弟・博哉。<br />偶然にも雪成の体の秘密を知った博哉は、からかうつもりで彼に触れる。<br />いつも見下している弟に弄られ惑乱しながらも、雪成は兄としての矜持を守ろうとしていた。<br />その姿にどうしようもなく昂ぶった博哉は、兄への執心を自覚してしまう。<br />一方の雪成も、甘えたようにねだってくる博哉を可愛いと思い始めて……。<br />