幼い頃に双子の兄を亡くし、親の愛情を貰えず大人になった涼也。<br />自己評価が低く、耐え難い自己嫌悪に陥る時がある。<br />そんな時は行きずりの男に酷く抱かれて、擬似的な死を演出している。<br />だが、その夜に出会った美貌の男・双樹は、願望とは真逆の甘い快楽で涼也を泣かせた。<br />優しく包み込まれたようで心惹かれながらも、彼とは一夜限りのはずだった。<br />なのに思わぬ再会をして……。<br />