拘束行為での自慰をライバル視している従兄の竜尽に知られた上、首輪を付けられた玲夜。<br />その瞬間、矜持が溶けたのを認めたくはなかった。<br />だが緊縛され「ご褒美」に恍惚としている様を、異母弟の嘉人に見られる。<br />軽蔑の眼差しの嘉人に「お仕置き」として尻を打たれ犯された玲夜は、惨めなはずのそれに安堵してしまう。<br />「ご褒美」と「お仕置き」、三人での関係に玲夜が見出したのは──。<br />